占星術専門 相性・悪縁ブログ 「週刊 MOTHER OF KYOTO」

京都の占星術師 真中伸也のブログです。

恋人=結婚相手とは(必ずしも)言えない理由

真中です。

 

恋愛と結婚…。

 

占い鑑定において、もっとも多い相談内容ではないでしょうか?

 

やはりいい恋愛をされたいでしょうし、失敗のない結婚を望まれるのは、その方の本音として非常に共感できます。

 

「最愛の人が最高の恋人であって欲しいし、最愛の恋人が最高の結婚相手であって欲しい」。

 

ですが、占星術において、恋人としてふさわしい人が、結婚相手としてふさわしい……とは言い切れないのが本当のところです。

 

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占星術鑑定に使用するホロスコープ(運命の地図)には人生分野が12の部屋(宮)で示されています。

 

恋愛は5宮、結婚は7宮で主に鑑定します。

 

この時点で、恋人=結婚相手とは限らないのですが、大切なのはここから先です。

 

5宮は趣味も示します。

7宮は対人関係も示します。

 

趣味といえばやはり楽しさが大切。

楽しくなければ趣味にはなりません。

 

対人関係には責任が大切。

責任感のない人といると、なにかと問題が発生します。

 

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ここまで読まれた方であれば、もうお分かりかもしれません。

 

恋愛は楽しさ。

結婚は責任。

 

楽しさと責任は主だっては相反するものだと思います。

 

故に恋人=結婚相手とは必ずしも限らない。

 

もう少し詳しく説明すると、一般的な占星術で大凶星と言われる土星は、インド占星術のディグバラという理論において、7宮にあるとその良き力を発揮します。

 

その良き力とは、責任感。

 

むしろ、大吉星の木星(楽観的という意味もあります)が7宮にあると、ディグバラの理論ではマイナス方向に働きやすい。

 

出会いは多いが結婚には至らない(ことが多い)。

 

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恋愛においては、楽しさを優先させても良いと思います。

 

ですが、結婚においては、責任を果たせる人でないとやはりうまくいかないようです。

 

責任感の有る無しは、一生を添い遂げる相手を選ぶ結婚では非常に大切。

 

参考になれば幸いです。

 

 

占星術師 真中伸也

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