宿命的な不幸の先にある「徳」の積み方
真中です。
誰しも不幸が訪れる人生分野がある。
※数にして12のうちの最低1つ。
占星術はそれを明確に教えてくれます。
誰しも不幸は避けたいと思いますし、もちろん僕もそうです。
それでも訪れてしまう不幸。
では、その回避策はあるのでしょうか?
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現在、僕自身のホロスコープ(運命の地図)で検証しているのですが、きっとあります。
ただし、その効果はすぐには出ないし、もっといえば目に見えるものではないようです。
具体的には「徳」。
その人にあった徳の積み方は、不幸が訪れやすい人生分野で陰ながら、人のために無償で良き行いをすることです。
例えばお金関係で失敗しやすい人は少額でも寄付をする。
悪い噂が立ちやすい人は陰でこっそりその人を褒める言葉を人に話す。
親子関係が悪い人は(苦しいかもしれませんが)、陰で親の為になることをする。
占星術では不幸を避ける為にあえて、その不幸が象徴する色の服を着て、悪いものを中和する、という考え方があります。
この徳の積み方は、それに近いのだと思います。
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この徳の積み方というのは、誰にでもできることですが、誰もがやることではありません。
すぐにやれることも多いと思うのですが、誰もがすぐにやることはあまりなく、また、すぐに目に見えた効果を出すものではありません。
カンタンにできることも多いと思うのですが、とても地道なものなので、継続するだけでも大変なことかもしれない。
カウンセラー時代、クライアントの方にお伝えしていたのですが、例えば「募金」を例に挙げると、よく街頭やコンビニで募金を募っています。
そこに少額のお金を入れることは誰にでもできることですが、誰もがやることではありません。
すぐにできることですし、カンタンにできることですが、やらない方がほとんどです。
もちろん、募金をしない人が悪いといいたいのではありません。
徳を積むためにやれることはたくさんあるよ、と言いたいのです。
誰にでもできることかもしれないけど、今自分にしかできないこと。
それが人の為になること。
これが徳を積むコツなのだと思います。
僕も自分にやれる小さなことで、徳を積んでいこうと思います。
占星術師 真中伸也