信頼できる占い師の見分け方は? 占い師だから見えるもの、気をつけないといけないこと。
真中です。
いきなりですが、占星術師って究極の岡目八目の仕事だと思います。
岡目八目とは、もともと囲碁の言葉で、第三者は当事者よりも状況がよく見える、といった意味です。
占星術師に限らず、占い師はクライアントの方と直接的な関係がないケースがほとんどで、だからこそ客観的な視点で見ることができます。
また、利害関係もないので、詳しく話が聞け、正確性の高い鑑定ができます。
加えて、占星術師が見ているのは宇宙にある惑星や星座の関係性を見ているので、他の占いとはそのあたりのスケールの違いも含めて「究極の岡目八目」なのだと思います。
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当事者でない第三者だから見えるプロの視点とアドバイスに価値を感じていただき、お金をいただく。
大まかにいえば、占い師の仕事はこのように説明できると思います。
僕自身、自分の天職と思って占星術鑑定に臨んでいます。
ただ、鑑定の最中に「占星術は取り扱い要注意だな……」と感じる機会はとても多いのです。
「その人のことがわかりすぎる……」
この言葉は結構頭をよぎります。
何がわかりすぎるかは、鑑定士が普段どこに注目して読んでいるかに関係してくるのですが、ここではプライバシー全般とご理解ください。
性格、体質、趣味の方向、恋愛、結婚、勉強の仕方から、離婚運、病気の傾向、トラブルを起こしやすい人生分野といったマイナスのことまで……。
これら以外にも書ききれないぐらいたくさんあります。
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占星術師として必要なもの。
それは、日本の伝統的な考え方である「心、技、体」でいえば間違いなく「心」です。
日々の技の研鑽ももちろん重要。
声や顔の表情を使ってどう表現するかも大切。
けど、忘れてはいけないのが、その人のことを深く知ってしまう「責任」と技術の取り扱い方だと思います。
クライアントの方を深く知るのは鑑定上、必要なことです。
そのための技術も磨いていますし、それが良い鑑定につながるからです。
ですが、悪用しようと思えばできてしまう。
悪用できる技術を伝えようと思えば、伝えることができてしまう。
鑑定士の根っことして、この事実は胸に刻まないといけない。
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最後に、僕が普段から取り入れている信頼できる鑑定師(占い師)の見分け方をお伝えします。
信頼できる鑑定師(占い師)は、よほどのことがない限り、自分の親や兄弟、友人の鑑定結果を見ないものです。
理由は、わかりすぎて、知りたくないことまで知ってしまい、今後の付き合い方に支障がでるからです。
近しい存在であるほど、見なくなります。
参考にしてみてください。
これ、結構オススメです。
占星術師 真中伸也