失くし物を見つける方法。ホラリー占星術について。
真中です。
占星術には、大きく2つの鑑定方法があります。
一つは、その人が生まれた時間と場所でホロスコープ(運命の地図)を作成して、鑑定する方法。
もう一つが、質問者がいる場所とその時間にホロスコープを作成して、鑑定する方法です。
それぞれ、質問内容によって使い分けます。
前者はその人の運命を見るためのもの。
後者はその人の質問に対する答えをすぐに見つけるためもの。
その後者を「ホラリー占星術」といいます。
ホラリー占星術は練習も兼ねて、僕が毎日使っている鑑定方法です。
一番多いのは、外に出かけるべきか否か、を判断するとき。
自分の体調が良いのか悪いのか、どの人生分野に意識が向いているか、その上で外に出かけるのが吉か凶か、出かけた場合どんなイベントに遭遇するのかを見ています。
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ホラリー占星術を実践鑑定で使用する機会で一番多いのは、失くし物を見つけたいときだと思います。
質問を受けた際、すぐに答えをお伝えしやすい。
ホラリー占星術で失くし物がどこにあるのかを見るのは、実際のところ奥が深くて、高い技術が要求されます。
どの方位にあるのか、具体的にどんな場所にあるのか、見つけるのが容易か困難か。
これらを素早く判断するために使用するための理論をきちんと理解していないと答えは出せないし、ホラリー占星術も通常の占星術と同様に、最後はインスピレーションで読むので、センスも要求されます。
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僕自身、出かける場所や失くし物を見つける以外にも、ホラリー占星術ですべての運命が読めるようになるのが目標の一つです。
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失くし物は8回探せ。
これは北海道でアナウンサーをされていた佐藤麻美さんが「おにぎりあたためますか」という番組で仰っていた格言です。
僕はこの考え方が好きです。
自分を疑い、自分で答えを探す。
占いに安易に頼らず、自分を信じる。
占い師がこんなことを言うのもなんですが、結局のところ、そういう人の方が占いの効果を発揮したりします。
とりとめもない話ですが、これが本当のところのようだと思う日々を過ごしています。
占星術師 真中伸也