母子手帳の確認しよう。正確な占星術鑑定のために。
真中です。
占星術鑑定をする際、重要視するのは、自分自身を表現する太陽と月です。
ここは絶対に疎かにできません。
運命の8割はこの太陽と月で表されると言われています。
ですが、アセンダントという生まれた瞬間の東の地平線にある感受点(星座とその度数)も、鑑定上、非常に重要なポイントです。
アセンダントは、その人の体質、見た目、個性、何より最大の幸運を握っています。
だから、アセンダントと空を巡る大凶星の土星とが凶角を形成していれば、体調は悪くなりがちですし、何色の服を着ると一番運気が上がるのかを見るときは、このアセンダントを中心に鑑定するようにしています。
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なぜ今回、このアセンダントを取り上げたのかというと、その方の詳しい鑑定をするためには、生まれた正確な時間、場所がわからないと、このアセンダントが特定できないからです。
また、占星術において、月は非常に早く移動する惑星ですから、生まれた時間がわからない場合、月がどの星座の何度の位置にあるかが、わかりにくかったりします。
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占星術鑑定で使用するホロスコープは、主に母子手帳に記載されている生誕時間、生誕場所で作成します。
「私は京都市出身」という方でも、母子手帳を確認すると、お母さんの実家近くにある大阪市の病院で生まれていた、というのはよくあるケースです。
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さらに言えば、実際の鑑定の際、アセンダントを起点としたホロスコープ、太陽を起点としたホロスコープ、月を起点としたホロスコープ、この3つを同時に読むようにしています。
(より詳しく鑑定するためです)
生まれた時間が正確でないと、アセンダント、場合によっては月を起点としたホロスコープで読めないため、
「母子手帳を確認したい!」
という衝動に駆られます。笑
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占星術鑑定を受けられる際は、多少お手間かもしれませんが、ぜひ、母子手帳の確認をお願いしたします。
占星術師 真中伸也