仲間との出会い方、付き合い方。
真中です。
家族や地域社会とのつながりが薄れてしまった今、人とつながる、ということが減ってきている方も多いのではないかと思います。
昭和から平成の時代を生きてきた僕からすると、過去のように人と人とが密接につながる、というのは結構難しいのかもしれないなと思っています。
時間の過ごし方が、あまりにも個人が楽しむコンテンツ(ゲームやネットなど)に割かれすぎている。
決してそれがすべて悪いとは思っていないのですが、希薄な人間関係がもたらすデメリットに意識が向かないのも問題のような気がします。
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占星術で、自分にふさわしい仲間とどこで出会えるのかを見る場合、その方のホロスコープ(運命の地図)の11番目の部屋(11宮)に注目します。
僕の場合、11宮を支配している星座が牡牛座なので、話す(コミュニケーション)やスキンシップ、食べる、飲むといったことに関係する人たち、また牡牛座は美的センスといった意味もあるため、芸術に関する場所で仲間になりやすい傾向があると読めます。
さらに、その牡牛座を支配している惑星である金星が蟹座に入っているため、蟹座が示す、家族や食べ物、飲み物に関係した仲間がいるコミュニティに属しやすいと読めます。
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たしかにそういったことに関する仲間が僕の周りでは多いです。
飲食関係の人たちがいて、コミュニケーションスキルに関する仕事の人、芸術に関係する人と多くつながっています。
最近、漫画家の山田玲司先生のファンコミュニティに入ったのですが、そこで言われているコミュニティ名が通称「ゴルパンファミリー」。
蟹座の示す「家族」というキーワードが入っているのは決して偶然ではないと思います。
仲間の付き合い方は、先にも書いた11宮を支配する金星が蟹座、しかも1宮に入っていて、自分の家族ように大切に接すると読めます。
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僕が占星術で大切にしているのは、
「その方にとってのふさわしい人生」
です。
つまり、何においても自分の資質が人生に現れるし、その方の資質を読み解くのも占星術師の大切な仕事です。
あくまで仲間と家族のように接するのは、僕の資質であって、僕以外の誰かの資質ではありません。
誰しも、自分にふさわしい仲間との出会い方、接し方があります。
それは、恋愛や結婚、仕事といった人生全般に言えることです。
正解は自分の中にある。
その事実を占星術師の視点で、もっと広めていきたいです。
占星術師 真中伸也