収入が明らかに減ってきている時代に投資すべきもの Part3
真中です。
とんでもなくひどい社会になり、収入が減ってきている中、一体何に投資すべきなのかについて、書いてきました。
第1回目は、自分のプライド(自尊心)
収入が明らかに減ってきている時代に投資すべきもの Part1 - 占星術専門 占いブログ 「週刊 MOTHER OF KYOTO」
第2回目は、脳疲労
収入が明らかに減ってきている時代に投資すべきもの Part2 - 占星術専門 占いブログ 「週刊 MOTHER OF KYOTO」
そして、この記事は3回シリーズの最終回です。
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人を大切に扱わない社会で、僕らは日々生活を送っている。
お金に余裕がなく、自分のプライド(自尊心)に傷をつけられ、効率や生産性ばかり求められる仕事で、明らかにキャパシティを超えた情報量を処理しなければならない僕らの脳は、パンクしかけている。
だから、せめて、自分のプライドと脳疲労回復のためにお金を投資して、まずは自分を大切に始まることから始めないといけない。
けどね……それだけだとやっぱり足りないんだよ。
自分を大切に扱うのは、それこそ大切なことなんだけど、そればかりしていたら、悔しいけど、この社会は現状維持にしかならない。
だって自分のことしかやっていないから。
上っ面なことを言うようだけど、社会は人と人とが支え合わなきゃ良くはならない。
その人を支えるべき、お金や地位のある人たちが自分たちのことしか考えないからこんな社会になって、僕らもその考え方に引きずられいる。
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昔は「旦那」という考え方があった。
「旦那」とは、その村や地域で地位とお金を持っている人が、私財を投資して、若い人や地域に対して教育や道路を提供すること。
その「旦那」を実践する名士の人たちには志(こころざし)があった。
自分だけでなく、自分以外の人たちを幸せにしようと。
けど、今はどうだろう。
日本の経済は成長しているとされているけど、そんな実感はほとんどなく(体感的にはむしろ悪くなっている)、決して明るくもないし、未来に期待なんて持てるだろうか?
地位や名誉、お金がある人たちが自分たちのことしか考えなくなったら、こんな社会になるのは明白。
子どもを安心して育てられない国になってしまった。
予算を削りまくって、(契約、派遣も含んだ)社員に十分な給料や休暇を与えることを放棄している。
多くの人が疲弊していて、けどそれは能力がないからと自己責任を押し付けてくる。
弱者を切り捨てるようになったら、弱者を人として扱わずコストとしてしか見なくなったら、人として終わっていないだろうか?
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この社会が明らかにおかしくなった原因の一つに、先に挙げた「旦那」の欠落がある。
この旦那とは、本来、お布施という意味だ。
それはもちろん、自分以外の人へお金を使うこと。
その欠落が問題の本質中の本質だと僕は読んでいる。
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ここで、これから何に投資をすべきなのかについて書きます。
その実、投資ではない。
それは、寄付をすること。
どんなに少額であっていい。
月に数千円でも、それが苦しい人はコンビニで買い物した時おつりのいくらか、それこそ1円、2円でいいから、寄付する。
この国がなくした「旦那」をもう一度復活させないといけない。
そして、現代はクラウドファンディングがあるから昔よりも圧倒的に「旦那」がやりやすくなっている。
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なぜ旦那をやるのか?
社会的に弱い立場の人の力になるため。
弱い人を見捨てるのは明らかに間違い。
苦しんでいる人を平気で見過ごしてはいけない。
それに、弱者が生きていけない世の中は、それこそ人の心に悪影響を与える。
そんな社会は暗い影を落とす。
人のことを考えられない人を増やすことに確実に結びつく。
そして、自分が人と人とが協力し合う社会の一員であるという認識を育むために。
そのお金は誰かの力になっている。
そのお金で救われている人がいる。
そのお金で社会を良くしていける。
この気持ちが社会を良くしていくのは、間違いと僕は確信している。
わずかでもいいから、旦那を、ぜひ!
占星術師 真中伸也
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