カルマ鑑定論⑦ カルマより恐ろしいものは何か？
京都の占星術師&実践リリス研究家 真中です。
最近、カルマに関する記事を上げていますが、正直なところ、カルマよりも怖いものが存在するし、そこに無頓着であれば、それは結構な問題を孕んでいることになります。
では、そのカルマよりも恐ろしいものは何か？
答えは、、、
生き霊
です。
生き霊とは、生きている人の怨念や恨み、執念が怨霊となって人に祟るもののことを指します。
金持ち喧嘩せず、という言葉があります。
これって結構凄い言葉です。
お金持ちの方は、生き霊の回避策に努めているという現れですから。
※その回避策が、自分や家族、一族、会社を経営されているのであれば、社員の方を守っているのですね。
この世では、亡くなった方の霊より、カルマより、生き霊の方がよっぽど怖い。
生き霊に近いものとして、嫉妬、という感情がありますが、これも怖い。
嫉妬した人は、足を引っ張り、邪魔をします。
少し話は変わりますが、ビジネスは売り上げを上げて、業界の上位を目指すことが良しとされていますが、本当のビジネスのプロは、敵を作らないビジネスを目指します。
嫉妬の怖さを知っているからですね。
スピリチュアル好きな人が見落としがちなのが、この生き霊や嫉妬です。
生き霊、嫉妬を浴びる生き方をしているのに、スピリチュアルで運を良くしようというのは、明らかな矛盾です。
そして、生き霊、嫉妬は普段の自分の振る舞いで発生するものです。
つまり、現実世界の自分の生き方が問われていることになります。
礼儀正しさや、マナー、常識、相手の時間を奪わない、お金をきちんと支払う（タダでサービスを受けない）、言葉遣いを丁寧にするといったことは、（少しネガティブな見方ですが）この生き霊、嫉妬の回避策でもあるのです。
この生き霊の本当の怖さは、その怨念が自分に直接向かわず、自分の最も弱いところを突いてくるという点です。
その自分の最も弱いところで代表的なのが、孫。
目に入れても痛くないほど可愛い孫が、生き霊の対象になることがあります。
孫に当たる方が、不幸な人生を歩まれている時、その祖父、祖母の方の生き方をお聞きすると、人への大きな裏切りを行っていた、というのは正直なところ、よくあるケースです。
もちろん、孫ではなく、子どもの場合もあります。
また、子どもが居られない方は、自分の周りにいる別の大切な人に生き霊が向かうこともあります。
これは人間関係の距離感の話でもあります。
人間関係の距離感を図れない方は、多くの場合、憎しみの対象となりやすい。
端的に言えば、人様に対し失礼なことをしているので。
こうなると、普通に生きるというのが、いかに素晴らしいことなのかがわかります。
たしかに嫉妬は、社会で活躍される方にとっては不可避なことの方が多いです。
目立つが故に、注目を浴び、嫉妬の対象となりやすいので。
けど、常識やマナー、人様への配慮ができていると、同時に味方も増えていきます。
多くの方がもう少しだけ、人様から守っていただく運を知って欲しいというのが、一鑑定家としての僕の想いです。
自分で守れる範囲は限られています。
味方がいれば、協力して守るべきものを守っていけます。
結局のところ、人生は人ありきなのです。
真中伸也
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