占星術鑑定には左脳がかなり大事。インスピレーションの落とし穴について。
京都の占星術師&実践リリス研究家 真中です。
占星術鑑定では、左脳がとても大事だなぁと思う日々です。
※人の脳の処理で右脳、左脳の違いはない、というのは、今回、横に置いて書いていきますね。左脳＝論理、右脳＝直感でお読みください。
質問を3つに絞る理由
僕が良く鑑定前には、質問は3つに絞ってください、というのをよく書いていますが、これは、まずご自身で本当に占ってもらいたい内容を明確にして欲しいからです。
占星術は守備範囲が非常に広い占術。
悪縁はもちろん、占星術風水法、吉方位、運が上がるタイミング（年単位、月単位、日単位、分単位）など、本当に幅広いことが占えます。
あらかじめ、本当に占ってもらいたい内容を精査しておかないと、鑑定の際、質問がどんどんと湧いてきて、「本当は何を占ってもらいたいんだっけ？」ということになりかねない。
この質問を3つに絞るのって、ある程度、論理思考が必要なはずです。
インスピレーションも大事だけど……
よく占いは、インスピレーションが大事だ、ということを聞きます。
占星術は理論がかなりしっかりとしている占術なのですが、実際は、インスピレーションで読むことがかなり多い。
直感を働かせ、その運命の裏側に込められた意味にまでアプローチする。
これが鑑定の本質ですが、インスピレーションを頼りすぎると、鑑定って安定しなくなる。
これがインスピレーションの落とし穴です。
占星術師も人なので、体調のリズムが狂う時もあるので、それを補完する意味で、しっかりとした理論で運命を読むのが大切になります。
理由をわかりやすく説明できるか？ が大切
例えば、なぜこの人が自分にとっての悪縁なのか？
僕はその理由を説明するようにしています。
ドラゴンテールが絡んでいますよとか、リリスに引っ張られているですよとか。
実際の鑑定では、占星術を知らない人にもわかりやすく占星術理論を概略だけど説明して、運の吉凶を理解していただくことに努めています。
この時必要なのが、論理的な説明力です。
単に悪縁ですよと占い師に言われるより、きちんと説明した方が、クライアントの方はより納得感の高い鑑定になる傾向が強いですね。
右脳、左脳、どちらが重要か？ という二者択一論で占星術鑑定はうまくいかないもの。
インスピレーションも大事、けど、説明力、論理思考、つまり左脳も結構大事です。
真中伸也
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