性(セクシャリティ)とリリス。人生で失敗しないための理性と教養。
真中です。
このブログで人気があるのは、悪縁とリリスに関する記事です。
リリスが、悪縁の象徴であるのは間違いありません。
その所以の一つとして、「性(セクシャリティ)」の象徴であるからです。
ホロスコープ(運命の地図)で、リリスが太陽、月と密接に関係すると、カリスマ性が生まれる可能性があります。
芸能人で若くして成功されている一部の方は、この傾向が見受けられます。
ひとえに、セクシーな魅力をその身にまとっている。
その自分が醸し出す魅力に自分自身が気づいていて、セクシーな魅力を生かす方もいます。
逆に、まったく気づかず「人生、やたらと人が寄ってくる」という方もいます。
そういう方は、一度、リリスに注目されてもよいかもしれません。
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ここからが本題。
相性において、リリスが絡むと失敗しやすいのは、相手のセクシャリティに魅了されて、自分自身を見失うからです。
自分自身を見失うとは、理性が働かなくなること。
理性が働かなくなるとは、人は本能がむき出しの状態になること。
そして、本能と快感は非常に関係が深く、食欲、睡眠欲、何より性欲は、快感を伴うもの。
本能は、その欲を律することはできません。
僕が最近感じるのは、リリスが絡んだ相性で失敗する人が、なぜ、リリスが絡んだ人と出会い、関係を持ったのかということです。
それは、「失敗から理性の大切さを学ぶ」ということが多分にあるのではないかと思います。
理性が働くというのは、別の視点で見れば、地に足が着いた状態(グラウンディング)のこと。
本能だけの状態になった時、足元はふらつき、欲の方へと身体も心も流れてしまう。
人生を生きていく上で、非常に危険な状態ではないでしょうか?
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いかに理性が大切か?
占星術の研究、鑑定を行えば行うほど、その大切さを感じています。
では、理性を失わず、逆に高めていくには何をすればいいのか?
そこが教養になると思います。
過去の歴史を紐解けば、個人はもちろん、国や政治がなぜダメになっていったのか?
そのダメなったタイミング以降、先人は格言という形で、失敗から学んだ知恵を残してきました。
僕が好きな格言は占星術の師の言葉である、
「運命の創造者は自分」。
この言葉に人生のすべて詰まっているように思えてなりません。
誰しも自分に合った格言というものがあると思います。
仏陀、キリスト、マザーテレサ、ガンジー。。。
理性を高めるための教養は、この世界に確実に存在します。
占星術師 真中伸也