占星術と茶室。心が裸になる体験。
真中です。
京都のBARによく足を運び、いろいろと学ばさせてもらっているのですが、先日訪れたBarでのこと。
そのお店のバーテンダーさん(女性)が、
「BARは茶室に近い。その人が社会的地位といった肩書きを捨てて、ひとりの人間になる空間」
とおっしゃっていました。
実に深い言葉だなぁと。
確かにBARに来るお客さんの一部には、世間で言われる社会的地位の高い方が来られ、さらにその中の一部の方は、ただ普通にお酒を楽しみたい方、普段接することのない方とのお話をされたい方がおられます。
そういう方にとって、BARは大切な場所なのだと思います。
BARに社会的地位など関係なく、マナーを守れば、バーテンダーさんはどのお客さんにも、居心地のよい空間と素晴らしいお酒を提供してくれるよう努めてくれます。
そして、そこで繰り広げられるコミュニケーション。
BARという空間を介した、人と人とのつながり。
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僕の鑑定の場合、必ずホテルのカフェラウンジで行います。
理由は、占星術を介して、自身と向き合い、時に決意をする鑑定の場を大切にしたいからです。
ホテルのカフェラウンジでは、落ち着いた時間が過ごせます。
そこに払う一杯1000円のコーヒー代の価値は十分にあると思います。
何より、鑑定の場において、人は一人の個人になる必要があると思います。
社会的肩書きは、鑑定において必要ではありません。
占星術鑑定では、心が裸になる体験を提供したい。
そうなることに価値を感じてもらえるよう、自分磨きをもっとやらないとな、と思う次第です。
占星術師 真中伸也