占星術専門 相性・悪縁ブログ 「週刊 MOTHER OF KYOTO」

京都の占星術師 真中伸也のブログです。

リリスが教える自分の弱点と対応策は何か? アダムはリリスとの結婚で何を学んだのか?

京都の占星術師&実践リリス研究家 真中です。

 

リリスは、占星術における超重要感受点です。

その解釈はいろいろとあります。

因縁、性、執着、依存、徹底的に関わるなど、意味としてはさそり座や、火星、冥王星とイコールな部分がとても多い。

 

リリスが教える自分の弱点

リリスが教える自分の弱点で最たるものは「執着」です。

執着するから、その分野の才能が生まれる一方で、執着が故に、そこに固執してしまい、自分を苦しめる要素になる。

「執着」を冷静に受け止め、うまくその執着と付き合っていけるか?

その執着は、仕事かもしれないし、対人関係かもしれない。

ひたすら恋愛を続けることかもしれないし、海外へ移り住みたいという気持ちかもしれない。

どなたの人生も、自分のリリスが教える執着とどう向き合い、対応していくかが大きく試されていると言えます。

 

リリスを深く考えてみる

リリスの解釈は聖書から来ています。

アダムはバツイチ。

つまり、最初、アダムはリリスと結婚し、別れ、その後、イヴと結婚します。

このプロセスの中で、アダムは結婚、離婚を経て何を学んだのか?

それは「大人になる」ということではないでしょうか?

占星術的な視点で、結婚の本質はいろいろとあるのですが、そのうちの一つに「責任」が挙げられます。

相手に対する責任。

それは、不倫、浮気をしないということだったり、ちゃんとお金を稼ぐということだったり、子供の面倒を見る、自分・相手の両親、親戚と上手く付き合っていくが挙げられるのですが、この責任感を失った時、多くの結婚は失敗に終わります。

 

リリスが教える弱点の対応策は何か?

さまざまなホロスコープで研究し、また、実践鑑定で感じているのが、現実的にリリスが教える弱点の対応策は「土星的な考え方」を自分に取り入れられているかです。

土星は占星術では大凶星。

すべての不幸は土星に詰まっているとも言われていますが、けど、土星には「責任、自制、大人」という意味もあります。

そう、責任を果たせる大人へと自分が成長できるか?

その責任感がないと、リリスは暴走します。

リリスで苦しんでいる人ほど、土星の意味をもう一度確認して欲しいと思っています。

リリスと結婚した時期のアダムは、土星的な考え方、生き方を身に付けていなかったと僕は思っています。

リリス執着に打ち勝つための土星、責任です。

 

真中伸也

 

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