試合に勝つ人・負ける人、勝負事は運か実力か?
真中です。
占星術の研究で、スポーツ選手の成績から勝負運を見させていただくことがあります。
絶対に勝つ! と言われていた人があっさり負けたり、また世間の前評判ではそれほどだった人がチャンピオンになったりする。
その命運を分けるのは何か?
ホロスコープを眺めれば眺めるほど「時運(時の運)」が左右するのは間違いないといつも感じます。
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勝負運を表す惑星や出世運、自身の本質を表す惑星に対して、その時の空の惑星がこれらを支援しているか否か。
「勝負は時の運」という言葉があるように、やはり実力だけではどうも勝てないというのが本当のところのようです。
ただし、常勝する人は5年間のスパンで運が上がっているか、そもそも勝負事に対して強い運を持っている人です。
もう少し詳しく書くと、その時の勝負運は下がっても、他の出世運、自身の本質を表す惑星が支援されている。
鑑定させていただいて、生まれ持った運はやはり運命に強く作用するのだなと感じます。
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では、勝負運が下がっている時はどうすればいいのか?
やはり継続して自己研鑽していただくのがいいようです。
アマチュアレベルの人の勝負運が上がっていたからといって、プロの世界で勝てるはずがないのは自明のこと。
自分の実力にあった世界での勝負運にすぎません。
勝負に勝てなくても継続した努力によって自分のステージを上げることはできると思います。
※運と実力は掛け算で働くようです。
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加えて思うならば、これまでの人生を振り返ってできなかったことをやってみるのも良いかもしれません。
行ってみたかった場所に旅行で行かれるもよし。
会いたい人に会ってみるもよし。
本を読むもよし、彼女をつくるもよし、人によっては結婚はそのタイミングの方がいいかもしれません。
※勝負運と結婚運はまた別物ですから。
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人によっては人生をかけて試合に臨まれる方もおられると思います。
もちろん、私はその方がどれだけ苦しい思いをしてその試合に挑まれるのか、お察しすることしかできません。
ですが、やはり物事にはタイミングがあるもの。
何より、その後の人生は長く続くもの。
お身体だけは壊されぬようにと、思うばかりです。
占星術師 真中伸也