結婚相手は敵!? 占星術が教えてくれる結婚の本質
真中です。
結婚は人生の門出、めでたいことです。
幸せな結婚生活を目指されている方々がほとんどだと思いますし、心から応援したくなります。
ですが、
「この人は運命の相手に違いない! 私たちは結婚して幸せに暮らすために生まれてきた! この愛は永遠不滅! 人生サイコー!」
もし、そのような方がいらっしゃったら占星術の世界においては、「もう少し冷静に…」と(余計なお世話を承知して)お声がけしたくなるのが本当のところです。
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占星術で結婚相手はホロスコープ(運命の地図)にある7宮という場所を主体に鑑定するのですが、7宮は他にもこんな意味があります。
・公の敵
・戦争相手
占星術の勉強を始めたとき、えっ!? っと驚いていたのを思い出します。
占星術は過去、権力者しか使用できないものでした。
世界の歴史は戦争の歴史。
また、仮に権力を築いていたとしても、いつ謀反を起こされ、その地位を失うかわからない。
だから、どのタイミングで敵に攻め入れば勝てるのか、権力が危ぶまれる前にいつ手を打つのかを占星術で占っていたようです。
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占星術における結婚の本質は「敵と共に暮らす」。
価値観が合わない相手、いさかいを起こすかもしれない相手といかにうまくやっていくか。
人として成長するための結婚。
これって非常に本質をついていると思うのですがいかがでしょうか?
ちなみに占星術で相性鑑定をして常々感じるのが、100パーセント相性がいいというのは、あり得ないということ。
どんなカップルでもその人と出会ったことによって、これまでの人生ではなかったトラブルの芽がでる可能性があります。
その逆に、幸運の芽も同時に生まれてくるのですが…。
やはり幸せな結婚に必要なのは、相性の良さと責任感。
こちらの記事には結婚における責任感の大切さを書いております。
恋人=結婚相手とは(必ずしも)言えない理由 - 週刊 MOTHER OF KYOTO
併せてお読みいただければ幸いです。
占星術師 真中伸也