もっと笑顔でいようと思った
真中です。
年明け、京都にあるオーセンティック(本格的という意味)バーで飲んでいた時のこと。
そのバーテンダーさん(店長さんでもある方)は、カクテルのコンテストでグランプリを取られた方で、今では世界からそのバーを目掛けてお客さんがやってくる。
もちろん技術は一流。
素人目に見ても、手さばき、お酒を作るスピード、目配せが凄い。
時に厳しいまなざしで仕事をされている。
周りにいる4人の男性スタッフは緊張感に包まれていて、一流が故に大変な世界で働いているのかが伝わってくる。
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では、その世界一にもなったバーテンダーさんが、お客さんとお話をされているときはどうかというと…すごく気さくな笑顔をされてます。
お酒を作るときとはまるで別人と思えるほど。
屈託のない、素敵な笑顔だ。
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バーテンダーさんにもいろんなタイプがいる。
積極的に話しかける方、お客さんが一人で来られているときは話しかけない方、タイミングを伺う方。
その時の表情も様々。
真面目な感じ、真剣な感じ、硬い感じ。
けど、僕は笑顔で話される方が好きです。
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僕らの仕事はクライアントの方が悩んでおられることがほとんどで、いかにしてこの場が安心できる空間かをつたえる必要がある。
その時のスタンスは鑑定家によっていろんなタイプがいると思うけど、やはりコミュニケーションでもあるので、可能な限り笑顔で接して、安心感を提供したい。
もちろん悩まれているので、お話を聞く時は真剣。
それ以外は、柔らかく鑑定結果をお伝えする。
バーテンダーさんから学べることはたくさんあると思える今日この頃です。
真中伸也