その人の性格はどこに現れるのか? 12の人生分野と性格分析
真中です。
占星術鑑定でその方の運命を拝見させていただく際、アプローチはいろいろあれど、やはりその人の性格はしっかりと読みます。
一般的に言われる性格分析と呼ばれるものですが、アスペクトと呼ばれる惑星と惑星の角度を見ている方が多いように思えます。
僕もアスペクトはパーソナルプラネットと呼ばれるその人の性格があらわれやすい月、水星、金星、太陽、火星に注目してパーソナルプラネットとパーソナルプラネットのアスペクト、パーソナルプラネットとそれ以外(木星、土星など)の惑星、感受点(リリス、ドラゴンヘッドなど)のアスペクトを読んでいます。
ただ、母子手帳などで生まれた場所と時間が正確にわかると、より詳細にその方の個性が見えてきます。
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占星術鑑定で使用するホロスコープ(運命の地図)では12宮と呼ばれる12の部屋に分かれています。
※12の人生分野がホロスコープに表れます。
12宮それぞれに意味があり、例えば2宮は金運や話し方を示します。
この2宮のカスプ(境界線)が獅子座であれば、お金の使い方が王様のように多少派手だったり、いいものにはお金をいとわない、奢るのが好き、といった解釈になります。
生誕場所、生誕時間が分かれば、このカスプを明確に出すことができ、運命鑑定の非常に重要な手がかりとなります。
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このカスプの星座だけがすべてではありませんが、その方の性質、性格を読むのには欠かせない存在であるのは間違いありません。
占星術鑑定を行っていて常々感じるのは、やはりアスペクトも大事だけど、一理論に過ぎず、その方の性格は12宮すべてに記されているという事実です。
この12宮のカスプ、そしてカスプの主星(星座を支配している惑星、獅子座であれば太陽)でその方がどのような運命を辿るのかが見えてきます。
性格分析→クライアントの方の質問から表示体(占うポイント)の特定→吉凶の判定→運命の解釈。
順序は前後することもありますが、占星術鑑定では大まかにいえばこの流れで行われています。
運命は性格が作るもの。
性格分析が鑑定においていかに重要であるか、一鑑定家として、決して気を抜いてはいけないと感じざるを得ません。
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もちろん、生まれた時間がわからなくても鑑定は十分可能ですが、一度母子手帳などで正確な生誕時間の確認をオススメいたします。
その方が運命をより詳細に掴むことができるのは、間違いありません。
占星術師 真中伸也